こんにちは!
認定講師の山上あかりです。
前回の投稿では「お口を閉じるためには筋肉を鍛えよう!」というお話をしましたが、今回はその筋肉の状態を見分けるポイントについてご紹介します。
現代では、約90%の子どもたちが歯並びに悩む可能性があると言われています。その原因の一つが「お口の筋肉の弱さ」です。お口の筋肉が弱いと、歯並びが悪くなるだけでなく、よだれがたくさん出てスタイが手放せない、口呼吸が癖になる、風邪を引きやすくなるなど、さまざまな影響が出やすくなります。
お口の筋肉が弱い子に見られる特徴
以下の特徴があるかどうか、お子さんの写真と見比べてみてください。
- 唇が富士山型になっている:
卒乳しているのに唇が厚みがあって、やわらかそうに見える。 - 笑ったときに上の歯茎が見える:
お口の筋肉がしっかりしている子は、笑っても歯茎が見えません。 - 唇に引き締まりがない:
お口を閉じているとき、唇がキュッと横に伸びて乾燥していないか確認してみましょう。
実際の写真で見比べてみましょう!
筋肉がある子の唇は薄く引き締まって見えますが、筋肉が弱い子の唇は厚みがあって柔らかそうです
筋肉がある子は上の歯茎が見えませんが、筋肉が弱い子は上の歯茎が目立ってしまいます。
実は、これらの比較写真は、毎日の歯並び育児で改善したお子さんの写真です。
お口の筋肉はしっかりと鍛えることで、見た目にも変化が現れてくるんです。「もしかして、うちの子の口の筋肉が弱いかも!」と思ったら お口の筋肉を鍛えることが、キレイな歯並びへの第一歩です!
では次回も、子育てや歯並びに関するお話をお届けしますね。