こんにちは!
認定講師の山上あかりです。
今日は、子どもたちの歯並びを整えるための意外と見過ごしがちなポイントをご紹介します。
それは「口を閉じる」こと!
お子さまは普段からお口を閉じることができていますか?
現代では、80%以上の子どもが無意識に口を開けて呼吸をしたり、クチャクチャと口を開けたまま食事をしたりしています。「お口を閉じなさい」「お口を閉じて噛みなさい」と何度教えても全然直りませんよね。
それもそのはず、多くの子どもが唇や舌の筋肉がまだ十分に発達していないことがお口を閉じれないことと関係しているんです。口を閉じる筋肉がしっかり育っていないのにただ声かけだけで直すのは難しいものです。
ではどうすれば改善するのでしょうか?
このお口を閉じるための筋肉を、お世話やマッサージ、毎日のちょっとしたトレーニングで鍛えていけばいいんです!
たとえば、
- 0歳児には、早い段階から手づかみ食べをさせて唇や舌の動きをサポート。
- 1歳を過ぎたら、笛やハーモニカを吹く、ティッシュを息で飛ばす、「ブー」と唇を震わせるなど、遊びを通じてトレーニング。
お口を閉じて呼吸をしたりよく噛むことができれば、キレイな歯並びへの最大の近道!
さらに、口を開けたままにしていると、乾燥した空気が直接喉を通るため、免疫が下がりやすくなり、風邪や体調不良の原因にもなりかねません。鼻呼吸を習慣にすることは、歯並びだけでなく、健康を守るためにもとても大切なんです。この時期だからこそ、少し気をつけてあげたいですね。
では次回も、子育てや歯並びに関するお話をお届けします!