【開催レポート】朝霞市はあとぴあで親子で学ぶ歯並び予防の第一歩

2025年11月23日(日)、埼玉県朝霞市の朝霞市総合福祉センター「はあとぴあ」にて、地域イベント「はあとぴあふれあい祭り」が開催されました。その中の特設ブースとして、一般社団法人歯並び育児協会は、親子で参加できる体験イベント「未来の歯並びランド」を実施しました。

会場には、朝霞市を中心に近隣地域からも多くの親子が立ち寄り、遊びながら学べるブースで子どもたちが体を動かす姿を見守りながら、保護者の方とじっくりお話をさせていただきました。

日常の「食べ方・姿勢」から歯並びを考えるきっかけに

日々の子育ての中で感じる、「食べ方はこれでいいのかな」「姿勢やお口の使い方、大丈夫かな」という疑問。今回のイベントでは、歯並びの土台となるお口の発達について、専門家と一緒に学ぶ機会となったのではないでしょうか。

ちょっと立ち止まって考えてみると、毎日の生活の中には、歯並びにつながるヒントがたくさんあります。

専門家による「未来の歯並び診断」と体験あそび

ブースの中心となったのは、専門家による「未来の歯並び診断」です。お子さまの姿勢やお口の使い方を見ながら、今の状態を丁寧にお伝えし、家庭で意識できるポイントを共有しました。

子どものお口と発達に関わる専門家が参加した歯並び育児®認定講師は、歯科医師の坂本ほなみ、歯科衛生士の佐々木そのか・まなつ、口育士の嶋友理奈、保育士の森田成望の5名。それぞれの専門性を活かしながら、お子さま一人ひとりの様子を見守り、その子に合った「今できること」を丁寧に伝えていきました。

診断を待つ時間も、体験あそびを通して自然に学べる工夫を取り入れたことで、待ち時間を遊びながら過ごせた点も好評でした。体は思った以上に応えてくれるもの。まずは気づいてあげることが、大切な一歩になります。

ミニセミナーで学びを深める

当日は、各回8組限定のミニセミナーも実施しました。未就学児向けの歯並び講座は特に関心が高く、姿勢や日常の過ごし方が歯並びにつながっていくという視点に、熱心に耳を傾けてくださる方が多くいらっしゃいました。

0〜1歳児向けの離乳食講座では、食べ方や進め方についての質問も多く、日々の迷いをその場で言葉にできる時間となりました。なるほど、と思っていただける場面も多かったようです。

「矯正の前にできること」を伝える歯並び育児®の考え方

参加者からは、「丁寧に説明してもらえて、すぐに役立てられそうです」「子どもが楽しみながら学べてよかったです」「質問に一つひとつ答えてもらえて安心しました」といった声が寄せられました。

年齢の幅も広く、さまざまなご家庭にとって学びのある場になったことが伝わってきます。保護者の方の学ぶ姿勢や、積極的に質問してくださる様子も見られ、大変うれしく感じました。

「歯並びを整える」と聞くと、矯正や治療を思い浮かべる方も多いかもしれません。歯並び育児®が大切にしているのは、日常生活の中で予防的に育てていくという考え方です。

食べること、姿勢、遊びの中にある小さな積み重ねが、未来につながっていきます。気づいたときから、変化は始まります。

「歯並び育児®」で子育てをもっとラクに楽しく

「子どもが何を嫌がるのか分からない」「これで合っているのか不安」
そんな気持ちを抱えながら、毎日子育てをしている方は少なくありません。

歯並びのことだけでなく、
食べ方や姿勢のことだけでなく、

毎日の「食べる・遊ぶ・過ごす」時間の中に、
子どもの発達や歯並び予防につながるヒントがあります。

そんな「歯並び育児®」の考え方が、子育てを少しラクに、楽しくしてくれるお手伝いになりますように。
今後も、さまざまなテーマでのイベントを予定しています。ぜひチェックしてみてください。

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