【開催レポート】柏市で開催!0歳から始める「歯並び育児®」とお口育て

9月13日(金) 柏市のかしわSMILEこころ保育園にて、妊娠中〜0歳児の保護者さまを対象とした子育てイベントが開催されました。

講師を務めたのは、歯並び育児®認定講師・佐々木そのか(歯科衛生士

「歯並びのキホン」「お口育て」「お口ケア」などをテーマに、赤ちゃんの時期からできる歯並び予防のポイントをお伝えしました。

当日は7組の親子が参加し、和やかな雰囲気のなかで進行。
会場には、日々の子育てで感じるお口まわりの悩みや疑問を話す姿も見られました。

「すきっ歯は良いことなんです!」——歯並びの新常識

「赤ちゃんのすきっ歯は悪いことではない」という意外な事実を知っていましたか?
乳歯の時期にすき間があるのは、これから大きくなるあごが歯をきれいに並べるための準備。保護者の方々からは「すきっ歯が良いなんて知らなかった!」と驚きの声が上がりました。

「歯が斜めに生えてきたけど大丈夫?」という質問も多くありましたが、
「0歳児の今はあごが小さくて一時的に斜めに見えることもあります。お口を育てていくことで、あごが成長し、自然に整っていく可能性があります」との回答を聞き、不安を抱えていた方も、前向きな表情を見せてくださいました。

指しゃぶり・舐める・口呼吸…赤ちゃんの行動には意味がある

日常でよくあるお口の疑問にも丁寧に答えました。

—— 指しゃぶりはいつやめさせたらいいですか?

0歳の指しゃぶりはお口の感覚を育てる大切な行動。今は無理にやめさせなくて大丈夫!むしろ、たくさんさせてあげてください。

—— なんでも舐めてしまうけど大丈夫?

危なくないものならOK。舐めることでお口の中の感覚が育ち、将来的に食べる力にもつながります。

—— 寝るときに口が開いしまいます

寝ているときにあごが上がっているようなら、少しあごを引いた姿勢にしてあげると良いです

また、その場で抱っこの姿勢を見ながら実践指導を行うなど、おうちに帰ってすぐに実践できるお話しもしました。

パパが赤ちゃんを抱っこする場面では、会場全体が笑顔に包まれ、日常の中でできる“ながら予防”の大切さが、自然と伝わる時間になったのではないかと感じました。

次回開催のお知らせ

次回は11月に開催予定です。
柏市在住の妊娠中・0歳児のママ・パパはぜひご参加ください。

  • 11月8日(金) かしわきゃんぱすこころ保育園
  • 11月22日(金) かしわSMILEこころ保育園

一般社団法人 歯並び育児協会認定講師

佐々木そのか

歯科衛生士

臨床経験23年の現役歯科衛生士、4児の母。

上の子2人は矯正治療中、下の子2人は歯並び育児®で歯並びが変化中。 自身の経験から、歯並びは『悪くなってから治す』ではなく『予防し、育てる』ことの重要性を強く実感。

認定講師として講座生さん達をサポートするほか、地域の保育園や子育て施設などで定期的にセミナーを開催。

器具に頼らなくてもきれいな歯並びを育てられるということを、より多くの方に伝えるために活動中です。

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