【開催レポート】爪噛みや指しゃぶり、歯並びへの悩み、保育園で保護者向け講話を開催しました

2025年8月28日、鹿児島県南さつま市の正信寺保育園にて、保護者向け講話「こんなお悩みありませんか?悩み事とお口の関係」を開催しました。

講師は、歯科衛生士でもある 歯並び育児®協会認定講師の篠原しほり。
園に通う子どもたちの保護者さま4組が参加され、日頃の育児の中で感じる悩みや疑問にもお答えしながら、専門的な視点でお話しさせていただきました。

保護者の悩みに寄り添う講話

「指しゃぶりをやめさせたい」
「丸呑みが気になる」

今回のテーマは「お口と身体のつながり」

「指しゃぶり」や「爪噛み」「歯並びが悪くなる原因」など、子育ての中でよくあるお悩みが、実はお口の成長と深く関係していることについてお伝えしました。

参加された保護者さまからは、こんなリアルなお声が寄せられました:

– 離乳食初期はもぐもぐと噛んでいたのに、後期になると丸呑みになってしまった
– 指しゃぶりにはどう対応したらいい?
– 爪を噛む癖が気になる
– 「お口を育てる食事」って具体的にどんなもの?

一つひとつのお悩みに丁寧にお応えしながら、「癖」として片付けず、発達のサインとして捉える視点でお答えしました。
「初めて聞くことばかりで驚いたけれど、一つ一つがつながっていて、本当にその通りだと思った!」との声もあり、保護者の皆さまの気づきにつながったのではないかと思います。

保育園と家庭が連携して学ぶ大切さを実感

正信寺保育園では、子どもたちの発達や生活習慣に関する知識を深めようと、日々さまざまな学びに前向きに取り組まれています。

今回の講話は、保護者の皆さまと一緒に歯並び育児の考え方に触れ、学びを深める機会をいただいたもので、園と家庭が共に子どもの成長を支えていくきっかけとなれば大変うれしく思います。

次回は、給食の様子の見学をさせていただき、2歳児・3歳児クラスの担任の先生との意見交換を予定しています。

今回の講話の機会をいただいた正信寺保育園の皆さま、そしてご参加いただいた保護者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
子どもたちの健やかな成長を願うあたたかな姿勢に、私たちも大きな学びと励ましをいただきました。

「歯並び育児®」で子育てをもっとラクに楽しく

「子どもが○○を嫌がる」「何が正解かわからない」——
そんなお悩みを持つママ・パパに、専門的でやさしい視点から寄り添える場を、これからも広げていきたいと考えています。

おしゃぶりや指しゃぶりとの付き合い方だけでなく、
毎日の「食べる・寝る・遊ぶ」からはじまる習慣の中に、
子どもの発達・虫歯予防・きれいな歯並びを育むヒントが詰まっています。

そんな「歯並び育児®」の考え方が、子育てを少しラクに、楽しくしてくれるお手伝いになりますように。

今後も、さまざまなテーマでのイベントを予定しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。

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