9月16日(火)、松本市田川公民館にて、「未来の歯並びを守る!お口マッサージ体験会」が開催されました。
講師は松本お口育て隊の3人——産婦人科医の村山有美さん、助産師の小川麻衣さん、口育士の須見ひろみさん。
歯並び育児®認定講師として、地域のママたちに向けて「歯並びは予防できる」という新しい視点から、お口の発達と姿勢のお話を届けました。
0〜5歳のお子さんをもつママたちが集まり、和やかな雰囲気の中でスタート。
「見よう見まねでやってみたけれど、子どもが嫌がる」「正しい方法がわからない」といった声に寄り添いながら、実践を交えた体験が進みました。
なぜ0歳からのお口育てが大切?歯並びと発達・姿勢の深い関係
意外と知られていないのですが、歯並びの土台は「お口の使い方」だけでなく、体全体の発達や姿勢にも関係しています。
この日の講座では、お口マッサージを通して「顎や舌の動きが姿勢にもつながっている」ことを実際に感じてもらいました。
見よう見まねでマッサージをしていたママからは、
「嫌がる理由やコツがわかって安心した」「これなら続けられそう」との声も。
毎日の生活の中で少しずつ取り入れられるよう、やさしいタッチでのポイントを紹介しました。
継続のヒントを得た体験会
- よだれが止まらないのはどうしたらいい?
- うつぶせ寝は歯並びに影響する?
- 指しゃぶりはしていても大丈夫?
参加者の多くが「今までなんとなくしていたお口ケアを見直せた」「子どもの反応を見ながらできるようになった」と笑顔で話していました。
質問もたくさんよせられ、それぞれの月齢や性格に合わせた具体的なアドバイスを丁寧にお伝えました。
今回の体験会が日常の小さな変化を楽しむきっかけになり、「お口育て」を難しく考えず、まずはひとつ取り入れてみてほしいと思います。
松本市から広がる「お口育て」の輪
松本お口育て隊は、月1回のペースで活動を続けながら、「歯並び育児®」の考え方を広めています。
地域のママたちがつながり、子どもの成長を一緒に見守る場所に、これからも松本市から発信していきます。
「歯並び育児®」で子育てをもっとラクに楽しく
「子どもがマッサージを嫌がる」「何が正解かわからない」——
そんなお悩みを持つママ・パパに、専門的でやさしい視点から寄り添える場を、これからも広げていきたいと考えています。
お口マッサージのやり方だけでなく、
姿勢や生活習慣の中にも、子どもの発達やきれいな歯並びを育むヒントがたくさんあります。
そんな「歯並び育児®」の考え方が、子育てを少しラクに、楽しくしてくれるお手伝いになりますように。
今後もさまざまなテーマでのイベントを予定しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。✨